本日、観て参りました。大沢たかおさん主演ミュージカル。
「ファントム」
梅田芸術劇場。広い劇場の3階席の最後列と
座るまではかなり不安いっぱいのチケットだったけど
(購入を最後まで躊躇していたので、B席が残っていただけでも感謝しなくては)
傾斜がキツイので意外と観やすかった。
ちょっと、客席のマナーが悪いなぁ~。。て感じだったけど
(終始携帯パカパカ開く人が近隣に。そして、それ以上にあちこちでお喋りしているし。。
ま、それが嫌なら、S席座れ!って事かしら)
とりあえず、「観るだけ」なら問題無し。
コピット版オペラ座の怪人。
「ファントム」
ファントム(エリック)の両親との関係と
クリスティーンとの関係が話の軸(なのかな?)
最初から期待していなかった(こら!)
大沢ファントムの歌唱力は・・・・
意外と歌えてる!!って感じかな。←偉そうでホントすみません
演技は勿論、俳優さんですもんね。問題無し。
しかし、なんて腰の低いファントムなんざんしょ( ̄m ̄* )
(ALW版と比べるつもりは無いんだけど・・・)
クリスに歌を「教えさせて欲しい」とお願いしてました。
(こんな感じの言い回しだったはず・・・)
えぇ!?「教えてあげよう」では無く、「教えさせて欲しい」!?
えらい下からなんだね。ファントム。。
高慢ちきなファントムしか知らないので(誰??誰の事??(笑))
この少年のようなファントム像に最初はちょっとビックリ。
いや。地下で育ったピュアな。。と言うセリフ通りなんですよね。
大人になりきれないまま成長したエリック。
話し方等も本当に幼い感じがしました。
ビジュアル的にはとにかくスラッとしてて
やたらボリューム&長さがあるマントをフワフワくるくる翻して動き回っている姿は
文句無しで男前!とってもカッコいいです。
クリスは何だか、売れたくて(歌いたくって)必死な若手アイドル!て感じ。
喋り方、語尾がキツイからかな。意思が強くて、ハキハキしてる
とても気の強い女の子。と言う印象。
最初から最後まで、プリマドンナになるには説得力の無い歌声に
ちょっと??って感じはしました。(何かごめんなさい。)
あと少し高い音をガツンと出してくれたら、聴いていて気持ち良いんだろうなぁ~。。
と、思う少し前で毎回歌が終わってしまうのが残念でした。
大西ユカリさん演じるカルロッタは、
独特ではあるけれど歌はやはり上手い!
でもそれ以上に演技がとってもチャーミングで良かったです。
後は。。ゴスファン的にはとっても馴染み深い、
猫のホテル の 中村まことさんがルドゥ警部役でご出演されてました。
酒場でのりのりなルドゥ警部は、
アカペラ港の船長を彷彿させてくれました(ゴスマニアにしか分からんなコレ)
歌も上手くてビックリ。
(「♪あいしてる~ってっ」と歌ってる”まことさん”しか知らなかったので)
「ファントム」
内容的には、まぁまぁ。
歌もまぁまぁ。
曲は・・・私は断然ALW版が好きです。はい。
(今日のファントムのレッスン曲、一瞬コントなのかと思いました(失礼!でも。。))
とにかく。
こちらのファントムは何だかんだで、沢山の人から「愛されてる人」で羨ましかったです。
って、私はいったい誰目線で観ているのだ( ̄ー ̄;
そうそう。
カテコで大沢さんが出てきた時の客席の「きゃーーー!!!」には驚きました。
流石人気俳優!客席大半が大沢さんのファンの方なのかな?
と思わせる音量で黄色い悲鳴が飛び交っておりました(笑)
ちょっと他出演者さん置いてけぼり感のあるカテコで個人的にはちょっと・・。でしたが
「ファントム」
開幕前からとっても気になっていた舞台なので、観に行けて良かった。
・・・・んですが。
やっぱり私はエントに住むファントムが好きだぁ~!!!
なんて、イタイめの叫びで締めてしまうのでした(爆)