2007年7月19日(木) マチネ オペラ座の怪人
行って来ました。今月3度目のオペラ座。
そして、オペラ座では初のS席にとうとう座ってしまいました。
(贅沢に慣れる人間の性がコワイ!(笑)いやいや、これからも基本私はC席よっ)
しかも、今回はなんと最前列。
お譲りして頂く前から「いきなり一番前はあかんかな・・・・。」
と、それなりの葛藤はあったんだけど・・。なんやかんやと言いながらも、
やっぱり欲望には勝てないワシ
貴重なチケット。本当にありがとうございました
でもね、昨日から緊張して吐きそうでした
緊張しますよ。流石に。ひとりで初S席で初最前
さて、こんな戯言はこの辺で。
観劇後に仕事だったので、ぼっーと感激に浸る時間が取れなかった残念な本日ですが、
思い出しながら、つらつらと最前列で見たオペラ座の感想などを忘れないうちにメモメモ。
座席につくまではドキドキしてたけど
席に着いたら意外と落ち着いていて、後ろの人の話とかを聞く余裕あり。
(ひとりだと暇なんで、ついつい聴こえてくる周りの声(笑))
さて、オークショナーの声で本日のオペラ座開始。
暗い・・・。
いや、2階席からだと「暗いなー」と漠然と思ってたけど、
(ま、安い席だし、文句は無い!て感じ。)
一番前でも暗いってどーゆ事??
流石に前なので、役者さんの小さな声まで聴こえてくるんだけど
舞台上が暗い
顔が見え難い・・。
席が上手側だったので、ラウルの顔なんて見えない。
見せ場であるシャンデリアが上がっていく所とか、
「おぉーー」とは思うけど
遠くから「スゴイねー。」と観てる方が個人的には好きかな。
見上げてる状態が続くので首が痛い
本日のカルロッタは諸さん。
遠くから観てても、綺麗な人だ。
と思ってたけど、近くで見てもやはりカワイイ!
可愛くて、歌の上手い。まさに「プリマドンナ」
でも、それじゃ、カルロッタじゃ無いのかしら。
種子島さんは、遠くから見ても顔とか態度が憎らしい感出まくり!って感じだったな
↑間違い無く褒めてる!!
石井ピアンジの「素人どもがっ!」(だったかな?)
では、くすくす笑い声が聞こえて来たのも、2階席とは違う感じ。
(私も2階席にいると、笑い所は声を出さずに笑うので・・(2階には声を出せない雰囲気がある?))
やっぱり細かい表情とか個々の演技が色々と見れる(聴こえる)のが
前方席の良いところ。
なんか「そんな事してたのね。」と思う人たちがいっぱでした。
特に寺田アンドレ!前で観れるの楽しみにしてたけど
やっぱり面白かった!優しい表情でカルロッタに接するアンドレ、ステキでした。
紳士だわ~。壁抜けの時と同一人物だとは思えない(笑)
バレエシーンでワタワタしてる寺田さん、
とっても笑いが起きてました。
なんか、良いなーこの人、やっぱり気になるわ~
前なので、通常よりも知らないうちに気合入れて観てるのか?
時間が経つのが早い。
すぐにクリスの楽屋のシーンまで来てしまった感じで。
来る来る!!来るよ~!!
と、思ってたら。
キターーー
ファントム、鏡から登場!
これは嬉しい。観えます。鏡の中のファントム。
声がお尻からビリビリ伝わって来る感じ・・・本当に痺れます!
ただ今日の高井さん、絶好調では無かったかも。
(まだ3回しか高井ファントム観てないので分からないんだけど
いつもはもう少し伸ばしてる所が気持ち短い?
声(セリフの時だったかも)がちょいかすれたかな?と思いました。)
ただ、そんなのはごく一部ですけどね。
響き渡る美声に問題はありません。
あの高井ファントムが、
よくアルプとかチラシとかで見る高井ファントムがそのまま目の前に居る。
(オルガンの前のファントムなんて、前に観た写真と同じアングル。
同じ顔だーー(当たり前だけど不思議))
この贅沢感はちょっと・・・。
私には刺激が強いです(笑)
しかし高井ファントム、めちゃめちゃ男前なのに驚き!
(いや、何て書いて良いのか分からんが、あの高井さんが・・。
メイクってスゴイなと。(いやいや、私は素顔の高井さんの顔、凄く好きなんですよー!!))
前で悲しいのは、上で暴れてる(?)ファントムがまったく見えない事かな。
これは想定内だったんだけど、ホントに全然見えないんですね。
いや、違う!!一度だけ見えた。
下から見上げる
「カルロッタを指差すファントム」
めちゃかわいいなーと思ったのを思い出した!
「わーはっはっはっ!!!!」
ってファントムの笑い声。好きだーーー(笑)
天使像のファントムはもう、まったくヒトカケラも見えませんが
影が少し見えました。
耳を塞ぐファントムの影と歌声に悲しさ倍増。
前で観る刺激的なオペラ座はあっと言う間に一幕終了。
二幕目はマスカレードの衣装の可愛らしさと豪華さと
マネキンの多さにビックリでした。
(・・・・あれ、マネキンだったのね!!!ホントにビックリ。)
これは、前で観れて良かった!!と思った一番のシーンかも。
北澤ラウルが男前過ぎでビックリです。
紳士です。クリスをエスコートする姿がホントに紳士。
表情とか、クリスに喋りかける仕草が紳士的で、とってもかっこ良い!
ただ、残念だったのは、このシーンのファントム、ほぼ見えない
と言う事。ま、位置的にしょうがないな
The Point of No Return も前で観れて良かった!
これこそ高井ファントム!て感じなんでしょうか?
息を呑む2人の駆け引き。ドキドキでした。
(息を止めて見入ってしまう!2人の緊迫感がビシビシ伝わって来た)
仮面を取られてからのファントムは常に下手に居るのかな。
上手側の私からは暗くてあまり顔が見えなかった。
これもまた、次の機会のお楽しみかしら
最後の「行ってくれ~!!!お願いだぁーーー!!!!」
は3回観た中で一番、声を張り上げてたかな。
前で観てるからなのか???
いや、多分、凄く怒鳴ってたはず。
なんか凄かったです。高井ファントム。
ただ、クリスが去った後は、
あんなに吠えてたファントムなのにさらっと消えてしまった感が・・・。
いやいや、あれが高井ファントムなのか・・・。
カテコは短め。
最後にぴらっと幕が上がってクリスとラウルとファントム3人だけ出て来て
最後はラウルのステキな笑顔で締めて去って行きました。
あぁ・・・バイバイ待ってたのにっ!!
目の前で噂の無表情バイバイ観たかった!!!残念だ~
しかしカテコの高井さん、ホントに笑わないんですね。
遠くから観てると、表情までは分からないんで、これまた驚きでした。
(ちょっとくらい、表情崩してるのかな?と思ってた)
さて、今回初めて前で観たオペラ座の怪人。
この演目に関しては、私は後ろでも充分楽しめる事が判明しました。
「壁抜け男」の時は、前で観ると全然違う発見とか楽しさとかがあったので
前に座りたいなぁ~!!!と凄く思ったんだけど
オペラ座に関しては、2階席でも充分か!と・・。
(やはり金銭的な事も(かなり)あるので。収入に見合った観劇しないと(爆))
次は2階席の前の方とかを試してみたいかな。
とは言いつつも、来週も1階席確保済みだったりしますけど(笑)
今月はちょっと奮発して頑張ってますが、来月はもうチケット増やさないぞーー!!
(と、自分を戒める(笑))